皆さんに人気のVOD(動画配信サービス)ですが、どのように始まったのかが気になっていませんか。
普及してから結構経ちますが、日本国内でも今や誰もが知っているサービスですよね。
そこで、VOD(動画配信サービス)の始まりや、歴史、そしてサービス内容とその発展についてここでは解説したいと思います。
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VODサービス(ビデオオンデマンド)とは?
VODサービスとは、「ビデオオンデマンド」の略でインターネットを使って、定額で映画やドラマを見られるサービスのことです。
有料サービスと無料サービスがあり、有料サービスは月額料金制(サブスクリプション)となっています。
料金を気にせず、好きなだけ満喫できるところが、定額制サービスの魅力です。
Netflixに代表されるようにインターネットを利用し、映画・ドラマ・アニメなど、自分が好きな作品を自分が好きなタイミングと場所で見ることができます。
また、Netflixをはじめ、オリジナル作品の製作と配信に力を入れているサービスが多く存在します。
動画配信サービスの歴史
こちらの多くの人が利用している「動画配信サービス」、いつごろから始まったのか調べてみました。
1994年に日米で実験スタート
現代のVODとは形式が違いますが、1994年に世界で初めてインターネットライブコンサート中継が行われました。
アーティストはあの有名なローリング・ストーンズです。
当時は回線速度も遅かったため、日本国内でこのライブ映像を受信できたのは一部の企業や大学だけだったそうです。
その後、1994年11月 テキサス州でローリング・ストーンズのインターネットライブコンサート中継、1994年12月 フロリダ州で約4000世帯に「フルサービスネットワーク」の実験サービス開始(1997年まで)といった流れになりました。
NTTが実験スタート
日本では、同時期である1994年に「マルチメディア通信の共同利用実験」という実験を行いました。
インターネット上の映像配信サービスを千葉県浦安市で開始したのですが、システム「Zoetrope」を使い、約300世帯に実験的に「リアルタイムストリーミング」と「VOD」を配信しました。
1994年 「マルチメディア時代に向けてのNTTの基本構想」(NTT 東日本 2000)
「マルチメディア通信の共同利用実験」
1995年~1996年 システム「Zoetrope」開発
1996年~1997年 システム「Zoetrope」フィールド実験※日本マーケティング学会より引用
続々とサービス開始
その後、国内では、続々とVODサービスが開始されるようになっていきます。
2002年
・楽天とUSENが共同運営で有料動画配信サービス「ShowTime」をスタート。
2003年
・Yahoo!Japan が「Yahoo!動画」をスタート。
・地上波デジタル放送の開始→ハイビジョン(HD)時代の到来へ
・SONYが初のブルーレイディスク(BD)レコーダーを発売。
・宇多田ヒカルのライブイベントのストリーミング配信で100万ダウンロードを達成
2005年
・USENブロードネットワークスが「GYAO!」を開設。
・フジテレビが「フジテレビオンデマンド」(現・FOD)を開設
・動画共有サイト「Youtube」がサービスを開始。
2006年
・BD-ROM規格の策定により、ブルーレイ(BD)のパッケージソフトが発売される。
2007年
・インターネット接続機能を搭載したデジタルテレビ向け動画配信「アクトビラ」のサービス開始
・放送法の一部改正(NHKの動画配信事業が認可される)
2008年
・NHKが「NHKオンデマンド」を開始。
・SONY、SHARP、パイオニア、DENONがブルーレイ(BD)プレーヤーを発売。
2009年
・「Gyao!」と「Yahoo!動画」が統合。
・「Gyao NEXT」は「U-NEXT」へサービス名を変更
・GoogleのOSである「Android」を搭載したスマホが登場
2010年
・iPod向けコンテンツ配信サービス「iTunes Store」で映画作品の配信を国内で開始
2011年
・「Hulu」が日本上陸
・NTTドコモが「VIDEOストアpowered by Bee TV(現・dTV)」を開始。
2012年
・KDDIが「ビデオパス」を開始
2014年
・日本テレビが「Hulu」の日本事業を買収
2015年
・「NETFLIX」が日本上陸。
・「Amazon Prime Video」がサービスを開始
・民放公式テレビポータル「TVer」を開始
2016年
・サイバーエージェントとテレビ朝日が「AbemaTV」の共同運営を開始
2017年
・アパホテルが「おもてなしチャンネル」と題した日本商品を紹介する通販動画の配信を訪日外国人客向けに開始
2018年
・TBS・テレビ東京、WOWOWなどの共同運営による「Paravi」がサービス開始
歴史を振り返ると、2005年ごろから、日テレオンデマンドやNHKオンデマンドがサービスを開始しています。
そして、それぞれのサービスが、インターネットが普及するとともに時代の流れに合わせて動画配信サービスに変更していることがわかります。
VOD(動画配信サービス)が普及した理由
ここでは、動画配信サービスの歴史についてご紹介しましたが、急速に発展し、国内外にまで普及した理由についてご紹介したいと思います。
ネット環境の整備
VODの普及にはインターネット環境の整備が不可欠でした。
昔は、インターネット環境も今ほど普及しておらず、接続料金も「使った分だけ料金が発生する」時代でした。
しかし、日本においてのインターネット普及率は2000年頃からのADSLサービスから始まり、やがてFTTH(光回線)が主流となります。
インターネットの普及率は、2015年頃には80%を超えるまでになり、従来のアナログ回線と比べると飛躍的な情報量と高速通信ができるようになりました。
インターネット環境が整備されたことにより、VODが普及したと言えるでしょう。
スマホやタブレットの普及
さらに、iPhoneをはじめとするスマートフォンやタブレットの普及、無線通信技術であるWi-Fi環境の確立なども背景にあります。
このことにより、通勤中や、合間時間にでもいつでもどこででも動画を気軽に楽しむという文化が少しづつ根付いていきました。
スマートフォンが普及することによって、現在のようなVODのビジネスモデルが構築できたといえるでしょう。
ビジネスホテルのVOD導入も進んだ
地上放送のデジタル化(地デジ化)以降、ホテルのVOD導入が進んできました。
かつて一般的だったビデオカードを購入して視聴する「有料チャンネル」などが主なサービスでしたが、ホテル向け専用のVODサービスの提供事業社の登場により、ビジネスホテルチェーンに限らず多くの宿泊施設でVODシアターが導入されました。
現在では、VOD+αのサービスで差別化を図ることが必要になってきているといえます。
まとめ
「動画配信サービス」の歴史についてここではご紹介しました。
インターネットの高速化、スマートフォンやタブレットの高性能化に伴いVODサービスは普及していったといえるでしょう。
今後、さらに利用者が増えると予想されており、今後も配信作品はどんどん増えていくと思われます。
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