カフェが大好きという方も、「喫茶店や純喫茶とどう違うの?」と気になっていませんか。
- どんな風に違うのか。
- 取り扱っているメニューは違うの?
こんな風に気になっている方もいらっしゃるでしょう。
そこで、純喫茶の意味や、その魅力、特徴や、カフェとの違いを見ていきたいと思います。
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Contents
純喫茶とは?「純」の意味

街角で「純喫茶」の看板を見ると、なんだか懐かしい感じがすると思います。
一般に「純喫茶」とは、アルコールを置いていない、いわゆるコーヒー専門店を指します。
昭和初期には東京のカフェは7000軒にものぼり、多くの女給と呼ばれるスタッフが働いていました。
そうした喫茶店ではサービスがどんどんと多岐におよび、お酒を提供していたほか、接待も伴っていたそうです。
そんな中で登場したのが、純喫茶です。
コーヒーと関連のないサービスを設けず、純粋にコーヒーを楽しむお店として、純喫茶と喫茶店が仕分けられるようになりました。
このため、純喫茶の”純”は、純粋の”純”からきているのです。
接待役の女性や酒をウリにしたカフェと区別するために、昭和のはじめ頃にはすでに使われていたそうで、意外と歴史が古いものなんですね。
純喫茶の魅力!楽しみ方は?
最近ではなかなか見かけない「純喫茶」ですが、昭和レトロな響きと雰囲気に、懐かしさやぬくもりを感じる方は多いのです。
おしゃれなカフェが続々と誕生する中で、昭和レトロの香りを秘め続ける純喫茶ですが、なんとなく、入るのに勇気がいる場合もありますよね。
ここでは、純喫茶の楽しみ方や魅力をご紹介します。
こだわりのコーヒー

純喫茶の多くは、コーヒーや紅茶にこだわりを持っていることが多いです。
現代の大手カフェで多く見られる機械式ではなく、ネルドリップやサイフォンで一つずつ丁寧に淹れてくれているところが多いです。
このため、お店によって必ずコーヒーセット付き、と言うかたちで一杯をお願いしているお店もあります。
カウンターがある
純喫茶にはマスターがいて、カウンターがあるのが特徴です。
マスターが向こうで美味しいコーヒーを淹れてくれるのが純喫茶の魅力でもあります。
もし、お店が混んでいないなど条件が許すなら、マスターに話しかけて会話を楽しむことができます。
コーヒーの豆知識を教えてもらえたり、昔のお店の話を聞けたりと世界が広がることも。
落ち着いたお店が多い

純喫茶の魅力は、落ち着いたお店が多いことです。
このため、忙しない雰囲気がなく、本を片手に一人ゆっくりと寛ぐことができます。
コーヒーだけで居座ることについては、しばしば不安になったりしますが、基本的にはゆったりと過ごしても問題はありません。
迷惑にならない範囲で穏やかな時間を楽しみましょう。
各地別の純喫茶の特徴

昭和初期には存在していたという純喫茶ですが、地域によってお店には差があります。
ここでは、各地の純喫茶の特徴を見ていきたいと思います。
東京
日本初の喫茶店(カフェ)がオープンした東京は、お店ごとで違う雰囲気が楽しめるのが特徴です。
割りと広いスペースに席がずらりと並ぶオオバコの大衆向けのお店から、歴史が感じられるクラシックで洗練されたお店まであります。
そして数も多いのが特徴です。
代表的な純喫茶としては、『カフェ・ド・ランブル』(東京)や、『邪宗門(じゃしゅうもん)』(東京)があります。
大阪
大阪の喫茶店は、高度経済成長期の時代に増えたといわれています。
大阪の喫茶店は、コーヒーを楽しむ場所であるとともに、商談や打ち合わせを行う場所でもあったようです。
このため、喫茶店で当たり前のように出てくるおしぼりや、自由に読めるよう置かれている新聞のサービスは、大阪が発祥。
そして、定番メニューの一つであるミックスジュースは、大阪を代表する喫茶の名店「千成屋珈琲」が最初に作って提供されたといわれています。
代表的な純喫茶として、『喫茶 ビクター』(大阪)、『純喫茶 アメリカン』(大阪)があります。
名古屋
凪親も、喫茶店文化が発展しています。
コメダコーヒーなどが有名な喫茶店として知られていますが、名古屋の喫茶店では、コーヒーをオーダーするとゆでたまごやトースト、ナッツ類が一緒にモーニングというサービスで提供されています。
がっつりとした名古屋めしが出される喫茶もあり、その味がお店のシンボルになっている喫茶店も豊富にあります。
純喫茶を開業するには?
純喫茶を開業するには喫茶店営業許可が必要です。
ただし、複雑な調理メニュー(オムライスやカレー、ナポリタンなど)の提供が一つでもある場合『飲食店営業許可』が無ければ開業、運営ができません。
たとえ、手の込んだ料理をメインにしていなくても許可が必要となります。
このため、純喫茶には、コーヒー、ソフトドリンク、トースト、お菓子類、ケーキなどの軽食を提供しているお店が多く、中には、「コーヒーだけ提供してます」といった、こだわりスタイルの純喫茶もあります。
ドリンクがメインで、料理としては軽食のみ提供する場合は『喫茶店営業許可』で開業できます。
純喫茶に行ったら必ず注文したいメニュー
ここからは、純喫茶に行ったら注文したい定番メニューをご紹介します!
ウインナーコーヒー

コーヒーの上にホイップクリームがたっぷりのったウインナーコーヒーは、純喫茶に行ったらぜひオーダーしたい飲み物です。
ウインナーコーヒーの「ウインナー」は「ウィーン風」という意味です。
ホイップクリームを混ぜても、それぞれ別々でも飲み方はお好みでどうぞ!
クリームソーダ

クリームソーダが誕生したのは100年以上前の明治時代だと言われています。
戦後一気に広まり喫茶店の人気メニューとなったクリームソーダは、現在でも人気の定番メニューですので、是非試してみてください。
トースト

喫茶店と言えば、厚切りトーストです。
ピザトーストや小倉トースト、ジャムトーストなどバリエーションもお店によって異なります。
そのお店の独自の味を楽しみたいですね。
オムライス

トマトケチャップを使ったオムライスは、お子様から大人まで人気のメニュー。
順来さでも定番のメニューで、昔ながらのまろやかな味付けのケチャップライスに、ケチャップを添えて提供されていることが多いです。
まとめ

さまざまなカフェが生まれているのが現在ですが、純粋にコーヒーを味わうための純喫茶が注目を集めています。
近年は、レトロな雰囲気に魅了された若い世代の利用者も増えてきています。
タイムスリップしたかのようなノスタルジックな純喫茶のレトロな空間で、こだわりのコーヒーを楽しんでください。